不倫中の夫(1)
不倫中の夫は、
今思えば
どーでもいいことを私に求めていた。
例えば…たまに買ってきてくれていた花。
いつもコップや空きビンにナチュラルに飾るのが私は好きだった。
でも、ある日から
「花瓶に飾らないのか」と言うようになる。
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それは、不倫女に花を買うと花瓶に飾ってくれたから。
もうひとつ例にするとすれば…
不倫していた年は、やたらと桃を買いに行きたがっていた。
そして決まり文句。
「俺は堅い桃が好きだ!」
何度も言ってたな、あいつ。
そして、職場に持っていくと言って大量買い。
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大量の桃は不倫女へ。
そして、不倫女は堅い桃が好き。
私はほどよい桃。
『私たち、気が合うわ☆』
とかなんとか言い合っていたのだろう。
そして、服装。
夫の選ぶ服が変わる。
私はシンプルな物が好き。
だから、「どう?」って言われて「こっちの方がいいんじゃない?」と言おうものなら、なにも言わないがただならぬ雰囲気で着替える。
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「ゆうくん、なにきても似合う」
と、不倫女に言われていたと思われる。
こーやって、私は知らない間に不倫女と同じ土俵に入れられ、比べられていた。
そして、夫は少しずつ確実に
「妻より、女との方が気が合う」
と思っていく。
そりゃそーよ。
付き合いたてって、そーゆーもんでしょーょ。
バカ共が。
でも、私も夫を大事にしていたようでしてなかったのかなとも思う。
あーーー…
何も知らずに相手していた自分、バカだったな。
あーあーあーあ~。
落ちてきた。
おいしーもの食べる妄想でもしよう。