不倫夫との生活。

二人目妊娠前から不倫をしていた夫との再構築の生活。疑う気持ちと信じたい気持ちの格闘中。

不倫中の夫(4)

お風呂からタオル一枚で出てきた夫。

 

顔が真っ青で

 

ガタガタ震えて

 

頭をかきむしって

「何やってんだ俺」

「もうダメだ」

「俺を見るな」

 

と、暴れる

 

頭だけ毛布をかぶって

おしり丸だしー

 

 

うん、今から冷静に言えるな

「おしり出てますよ( ̄ー ̄)」って。

 

 

そんときは、そんなこと考える余地もなし。

 

 

誰なの?と聞くと

「職場の女の人」

 

どーゆーことなの?

「……。」

このこと、誰か知ってるの?

「誰もしらない、言えるわけない」

 

いつ会ってたの?

「仕事中とか」

 

それから夫が私に対してのことを言いまくった

例のごとく

同居のもつれのことを中心に。

そして、女とも別れて私とも離婚しようとしていたんだと言う

それから、また頭をかきむしって布団にもぐる

 

 

そして、黙って聞いていた私は

 

「私も悪かった」

「誰にも言っていないのなら、

 

 

 

なかったことにしよう」

 

 

 

と。

 

 

 

 

これが、間違いだった

 

 

本当に、間違いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

夫は、それを聞いて

「本当は、職場の女じゃない。

キャバクラの女だ。

俺が職場の女に手を出すようなバカなことはしない」

 

「もちろん、子どもは巻き込んでないし

アパートに入れたりなんかしてないから」

 

 

 

そんなの当たり前だ!

バカ!

 

 

 

 

 

 

と、思うでしょ?

 

思うよね?

 

私は思ったもん。

 

 

 

 

でもね、

全てがウソだった。

 

 

女はキャバクラなんかじゃない

職場の女。

 

 

子どもたちも連れて遊びに行っていた

もちろん、娘も不倫女に預けたりしていた

 

 

私が実家に帰っている間、

アパートに入れていた

もちろん、私たちの布団で…

 

 

そしてそして、

誰にも言ってないなんてウソ。

友達に紹介までしていた

 

 

 

私は過信してた

 

 

 

この人は浮気とか不倫なんかできないって。

 

 

 

これは、ちょっとした間違いだって。

 

 

 

そんなことないのに

 

 

私の夫は、

 

立派に?不倫できる男でした。

 

 

立派に?ウソばかりつける男でした。

 

 

 

 

 

 

 

バカなのは

 

 

夫ではなく

 

 

 

 

私なんです。

 

 

 

 

世間知らずで

バカだったのは

私だったんです

 

 

 

 

 

 

あはは…。

 

 

 

ちなみに、

この時、妊娠34週

 

この日の夜中

陣痛のような痛みに襲われる

 

そのときは 大丈夫だったけど。

 

 

 

本当によくお腹にしがみついていてくれた…

息子には本当に

ごめんなさい

ありがとう

 

しかない…。